『雨漏り博士』が語る雨漏り事例②

こんにちは。
雨漏り博士・渡邉です。

『雨漏り』が発生した時の原因で真っ先に想像するであろう屋根。
弊社も今まで多くの雨漏りを止めてきました。
今まで経験した『雨漏り』にまつわる事例【第二弾】を紹介します。

CASE3 ベランダの排水溝が原因
2階建ての化粧スレート屋根の住宅に住んでいるBさん。
「1階の廊下から雨漏りがしている」と💦
屋根のある1階廊下の天井部と、その天井に面した壁に雨水のシミが発生しました。
現場調査に伺うと、1階廊下部の屋根上にはベランダがあり、この構造に欠陥がありました。
ベランダに降った雨水が、ベランダ外側にある排水溝へ流れず、排水溝のない部屋側にたまり、老朽化したモルタル壁にその水がしみ込んでいたのです。
ベランダもかなり老朽化していたため、防水工事や手すり修理の際にベランダ床の勾配も修正しました。

CASE4 結露は「雨漏り」ではない
夏の冷房や冬の暖房で室内と外部に温度差が生じる場合、窓ガラスや壁などに「結露」がつきます。この「結露」を雨漏りと勘違いするケースは少なくありません。
H様から「天井にシミがあるから調べてもらいたい」との電話で、天井裏をのぞき、懐中電灯で照らしました。
すると下地材を貫通した釘の先が水滴で光っていました。天井裏に空気孔がないため、中の湿気が外との温度差で水滴となり、釘を伝って天井に落ちていたのです。
最近の高気密住宅では見られることがほぼありませんが、築年数が古い住宅では断熱リフォームの検討が重要となりますね。

以上、参考にしてください(^_-)-☆

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